「ちゃんと読んでる?」
百選、条文・・・
「ちゃんと読んでる?」って言われるたび
「ちゃんとって何ですか」って言っています笑
煽りでなく、わからないからです。
言われたことをまとめると「条文をちゃんと読む」とは
・要件と効果を意識している
・主語を意識している
・条文の位置がどの辺にあるか、前後の条文との関係を認識している
まで含まれるのです。
4月まで全然意識してなかったんですよね~ははは・・・
そして「百選をちゃんと読む」とは
・事案の中で、そもそも訴訟物が何か認識している
・訴訟物と論点の関連性を認識・把握しているか
・論点に対する理解
みたいなんですね~
不合格者相談会で、民法の教員が、論点がなぜ出たかというのを理解するためには、スタートの訴訟物が何かを把握しておく必要があると言っていたり
3回目で上位合格したという方が、百選や基本書の目次のところに、関係条文全て書いていたって言っておられました
そんなこんなで、その辺を意識しながら百選読んでたら、
「へー」くらいにしか思っていなかった判例も、めっちゃ攻防があってのその論点だったりして、それを全然理解していなかった私を叱りたいくらいです。。
そんなことを、株式会社の代表者の占有が、代理占有か、機関としての占有にすぎないのか、という判例を見ながら思い出しました。