紅椿が好き

司法試験舐めてた私が、司法試験3回目でようやっと合格しました

法律事務所の就活とマッチング①私編

お久しぶりです。

就活とマッチングについて書きたいなあと思いつつ、長い時間が経ちました。

記事を書いていない間にも女性修習生に「私ゆーか先生のブログ読んで、半身浴しながら短答してました!」と言っていただけることが数度ありました。

ブログを読んでくださって、私のやり方も取り入れてくださった方が司法試験に合格したという話をお聞きするのはとても嬉しいです。

 

マッチングするための就活について書きたいのですが、

今回は前提としての私の経験談になります。出発点的な感じです。

ほとんどtinderの話になった気がします。すみません。

 

1 私の就活の流れ

就活を始めた当初、数カ所の法律事務所に書類を送り、落とされ少しやる気を失っていました。まあ3回目合格、小規模地方公立ローなので書類審査には強くないと思うのですが…

 

とはいえ、街弁希望(理由は後述)なので、実務修習始まってからでいいかという気持ちもありました。大体街弁は第1クール始まった頃に募集が出るので。

ただ、事務所訪問の機会があれば、行くようにはしていました。

修習第1クールが始まった頃「そろそろ就活しよ〜」と思い立ち、京都の街弁と大阪の街弁に連絡をし出しました。

ルートとしては4つ。

①合同説明会に参加して個別に応募(大阪3?、京都1)

②ひまわりを見て応募(大阪と京都合わせて7、8?)

③同期からの事務所訪問のお誘いには参加(4くらい?)

④刑事をやりたかったので、大阪の某有名刑事系事務所にも電話連絡しました(締め切り終わっていたけど、電話で確認したところ書類送ってくれてもいいと言われました。結局今の事務所に決まったため送らず。)

第2クールが始まった頃、書類通過、面接、書類通過、面接、内定、面接…と2週間くらいは本当に慌ただしくしていた気がします。

 

ここ素敵やなあ!と思ったところ2箇所に内定いただけたので、色々な先生にご相談して、現在の事務所への入所を決めました。就活終了です。

就活中は楽しんでいたのですが、就活を終えた後はとても気が楽になったのを覚えています。

 

2 マッチングの重要性

(1)優先順位を決める

就活は婚活に似ているとも言われますが、どの事務所が自分にマッチするかは自分の価値観によるとしか言えません。

「いつか独立したいから、何より経済面。新興系だけどマイペースにやりたいからここにした」

「労働事件がしたいからここ」

「人に指図されるのが苦手だし協調性ないから、最初からパートナーで入る」

どれも私の同期(71期)の発言です。

 

BEXAの合格祝賀会で伊藤たける先生が仰っていたことで印象的だったのが「優先順位をつけること」、「やりがい、金、人間関係、どれを重視するか」です。

 

それを考えると、私はやりがい(事件)が一番だなあと思ったのが出発点です。

私は、刑事事件と少年事件をやりたいと思ったのが弁護士を目指した出発点なので、そこは譲れないと思いました。

それを公言していると、色々な先生が「それなら国選してたら冷たい目を向けてくるような事務所はあかんね」とか教えてくださいました。

 

 (2)アンマッチの不幸

就活はなんとなくなんとかなるだろうという気持ちがあったのですが、自分のキャラと合うところじゃないとなるまいと思っていました。

私か先方がしんどくなることが見えているからです。

 

唐突に恋バナになるのですが、私は異性から「思っていたのと違う」と言われることがしばしばありました。

「巨乳なのに頭良いね」

「ギャルなのに頭が良いんだね」

「顔と違って優しくない」

「意外と部屋汚い」

お前の知ってる世界が狭いから勝手に決めつけてただけだよと何度毒づいたかわかりませんが、私にとってどうでもいい人に言われてもダメージがあるのに況や大切な人にをや…

付き合った相手をなぜか病ませたりもよくしましたし、

一方的に好感を持たれてはがっかりされたり、

猫をかぶった自分や思い違いされている自分を好かれて面倒な気持ちにもなります…

 

そこで合格発表前に1月トライしたtinderの際には、徹底的にスクリーニングしてみました!多分後腐れないし(tinderの話は書いたことがあるつもりですが、書いたことなければ後日詳述しようと思います)。

プロフィールはシンプルに。

モテ系でない写真(ぱっつん前髪かつポニーテールを三つ編みにした髪型、浴衣、赤リップ)

短い自己紹介(長くすると何かが薄まるから)+「高身長男性が好きなので、高身長男性限定でお願いします」(良い出会いがもしあるなら高身長が良かったので)

 

そして、相手については身長高そうかつ趣味が合いそうかつ関関同立くらいの学歴の男性で気に入った場合のみlikeする

マッチしてもタメ口でのメッセージが来たらブロックするというルールを決めてtinderをしていました。

 

多分いわゆるヤリ目は初手がタメ口です(偏見)。何度かタメ口メッセージは来ましたが、すぐブロックできるのがtinderの良いところです。

 

そして、1月で5人で会おうと決めていたので厳選した5人と会って退会しましたが、うち3人とは気が合い何度かご飯行きました(合格後のバタバタで連絡たち消えましたが…)。

 

興味深かったのが、会った人は皆サブカルかつ意識高い人らでした。

何の気無しに始めたtinderでしたが、数打って残るのがそうだということはそういう人と相性良いんじゃないの?ということでした。

 そこから学んだのは、

・何が良いかわからないなら数打っていけば自分の趣向がわかるんじゃないの? 

・モテ狙いではなくて、これが俺だぜスタイルがやっぱりいいわ

です。

Tinderの話しすぎて話が逸れそうな上に酔いが冷めそうなので分割します。