紅椿が好き

司法試験舐めてた私が、司法試験3回目でようやっと合格しました

習い事としたいこと

全然司法試験関係ありません。

 

最近、着付けとお茶を始めました。

どちらも前から興味があって、司法試験に受かったら絶対にしようと思っていたことです。

 

もともと「畳めないなら着せない」という教育方針なので、浴衣ならぼちぼちという感じなのですが、名古屋帯は全く触ったことなかったので、難しいです。

 

お茶に関しても、高校の頃は茶道部に入っていたのですが、10年ぶりのお点前は本当に忘れていることだらけですね。。

 

着付けは週1、お茶は月1なのですが、これでほんまに覚えられるのか、全く自信ありません。

どちらも先生に「筋が良い」と言って頂けているので(おそらく全くの初心者を想定してはるから…)この調子でいきたいところです…

 

 

修習が終わるまでにしたいことは

・お茶会にお着物でいけるようになる

・白表紙全部読む

・労働法の知識を入れる

知財の知識を入れる

・税の知識を入れる

・自動車免許をとる

・ジム通いを始める

 

修習生で、上七軒のビアガーデンや、祇園のビアガーデンに行くとか、いちごビュッフェ、お花見行くとか、他にもしたいこといっぱいです…

 

楽しいことは多いですが、就活も並行しているのでなかなかカツカツの日々です。

約100日くらいでしょうか

昨日はなばなの里に行ってきました。

3月にはいちごビュッフェに行きます。

4月は桜を見て、筍の時期には炊き込みご飯作って、5月には藤の花を見に行きます。

 

全部去年この時期に励みにしていたことです。

「受かったら絶対○○したんねん」

 

何でこんなことしてんねやろもうわからん!!みたいな気持ちになることもあると思うのですが、泣いても笑ってもあと少し。

頑張ってください!

行政法でありがちな書き方

いや、なんぼほどそんな書き方するやつおるねん、あかんで、と思いますので書こうと思います。

ぜひ注意していただきたいです

 

個別法の目的規定(1条)のみから、個別の規定の要件を導こうとする答案

 

いやいやもう意味わかりません

そんなん規範ならへんやん

案の定ズブズブの規範です

せめて問題文中の事実拾えそうな規範にして

 

 

まず、その規定自体が、何を制約することによって、何を保護しようとしてるか考えてください

その上で、ほかの規定との関係から構造的にどういう風に解釈すべきやというふうに進めてください

それプラスで目的規定を勘案するのは良いですが、目的規定一本はただのゴリ押しですし、理由としての説得性もないです

 

そして、行政法は条文の引用と評価(趣旨の解釈)に点数があります。

それをしないということは、ごっそり点を落とすことになります。

 

 

仕組み解釈の薄いやつをぜひ読んで頂きたいです

お気をつけくださいませ。

 

実務修習が楽しい

私は、刑裁(刑事裁判)から始まりました。

まだ2日目が終わったところですが、楽しいです。

・今までだったら入れなかったような位置で、傍聴できる。受かって良かった。

・裁判官も、修習生を法曹として送り出すために色々考えてくれているのがわかる。ありがたい。ご厚意がめちゃくちゃ嬉しい。

・手続には全て意味があって、興味深い。

 

これだけの話なのですが、本当に受かって良かったと思います。

3回目受験なので、ローで実務家教員からお聞きしたお話も

かなり忘れてはいるのですが、役に立ったりもしています。

 

なんというか、社会に置いていかれていないというか

良い意味で、社会の歯車になっていくのだなあという安心感があります。

受験生の時点では、どんどん世の中から置いていかれる感じがして

とても寂しかったし、不安だったのを覚えています。

それもあって、バイトに傾倒したんだなあと今更ながら思います。

 

修習をしていて、3回目合格だからこそ感じ入ることも多いのかなあと

同じグループの人を見ていて思います。

法廷に入るにしても、「法廷傍聴はしたことあるし」というスタンスなのか

「机の上に六法広げてメモ取れる状態で傍聴できるなんて!」というスタンスなのかで

吸収できることも変わる気がする…。

 

少なくとも、同じ部に配属された人の中では私が一番修習楽しんでいると思う!

全力で楽しむぞい!

 

このブログを読んでらっしゃる方には、受験生が多いと思います。

私は修習生を全力で楽しむし、受験生の方のモチベーションになるよう

その楽しさもブログには書いていこうと思います。

 

今年、受験される方は、そろそろ焦りが生じたりしているとは思います。

私も5月10日くらいまで、憲法に文字通り泣かされながら勉強していました。

危機感をもちつつも、希望を持って、

試験前日〜最終日までどう過ごせたら受かるかというのを具体的にイメージして

そこから逆算して勉強をしてください。

 

今年もがんばりましょー!

要件頭出しとか、問題提起とか

要件頭出しは、どうせまた後で書くんだから二度手間で、無駄だなーと思うことが多いですね。

そして、無駄なこと書いても、全部書ききることができるなら良いのですが、大抵の答案は、無駄なこと書いている時間はないんですよね。

とりあえず忘れてそうで、書かなきゃ不安、という方は、構成用紙にちゃんと書いてチェックすれば良いと思います。

 

問題提起に関しては、3パターンの答案があります。

①問題提起全くなし

②無駄な問題提起

③適切な問題提起

 

②が8割、①が1割、③が1割もいないという印象です。

適切な問題提起がされていたら、その時点で「あ、こいつはわかってる」と思います。

 

抽象的にいうと、法律の解釈が問われている試験なので、文言解釈の話だということを示せていたら良いと思います。

 

こういう事情(具体的な事実)があるけど、この要件にあたるか(結果の妥当性を考えるとあたると言いたいが厳しいのではないかパターンor文言通りやとあたってもおかしくなさそうだけど、結果の妥当性を考えると、そうではないと言いたいパターン)ということを表現したいのであって、「俺はこの論点だって知ってるぜ!デデーン!」っていうのは要らないのです。

 

また、 問題文の書き写しになるくらいならば要らないと思います。

 

適法性を論ぜよ系の問題は、「〜という点が、○条(あるいは基本原則)に反しないか」という感じで書いてました。

最初に、問題となる条文が示されているだけでめっちゃ読みやすくなります。

結局何条に反して違法っていう話をしているのかがわからない答案、結構あります。

 

わざわざブログにしたものの、大して書くことありませんでした!

てへぺろ

 

冷え込みますので、特に、受験生の皆様は、お体にお気をつけ下さいませ。

事例で考える会社法を解いた際のノートが出て来たので、捨てる前に写メをあげることにした

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 3月ですね。

1日に4問ずつしていたみたいです。

 

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こんな感じで

①とりあえず書く

②修正は赤

③書かなくてもいいけど、整理するために書くことについては紺

とかで色分けしていた気がします。

 

ご参考までに。

正確な知識とは?

https://twitter.com/nodahayato/status/934341495334637568

 

こんな話題が出ていました。

民法は範囲も広く、体系的な理解が必要で「民法の基礎がなってない、ならどうしたらいいんや!!!」と思う分野でもあります。

 

刑訴の伝聞がわからない、とかなら絶望感はないんですよ。今は理解できてなくても、そこさえ理解すれば書けるから。

 

でも「民法の基本的知識がない」と言われたら!!言われたら、つらい!!!

何からしたらええんや、どこからしたらええんや!!!ってなる!!!

 

 

そんなわけで、、私も大してアレなのですが、私の民法の勉強法を思い出しながら書こうと思います。

 

 

①基本的に演習はせず、通読していた

基本書読むのが好きで「民法の基礎」は4回くらいは通読したかと思います。ローの時も合わせたら7回くらいになるんかな。

 

あとは、類型別、新問研、大島本(1冊のやつ)をぐるぐる回していました。

あと30講にも手を出しました。が目新しいことはなかったので、まあそんなやったかなあという感じです。

受験生皆が書けるものは書けるようにしよう、という意識でした。

 

②要件事実は意識していた

だけど、例えば表見法理ではなぜ、94条2項と110条で要件事実が変わるのか、110と109で違うのか…ということを理解してようにしていました。

不当利得での「損失」概念、不法行為での「損害」論は意識して、事実を摘示するようにしていました。

 

③過去問は解いた

問題文の事実を余すことなく使うのが目標でした

 

④百選も読んだ

これは回しました。前にも書いたようなやりかたで。

 

⑤ロープラ

直前に目次を見て「書き方わからんかも」ものを書いてみる

→解説を読む

→赤ペンで自己添削

を3冊ともしたのかな?

でも、案外少なくて楽な作業でした。

 

私は特に民法は頑張っていなくて(去年Bやったから)参考にならないのかもしれませんが、こんなもんです。

 

ただ、全科目に共通してですが「あ、この事案の規範わからん!!」ってなったときは、条文の趣旨書いて、あてはめに使いやすそうな規範でっちあげて、三段論法は崩れないようにする、という訓練をしている意識はありました。

そのためには、条文の趣旨は理解して、覚えておくのは最低限の勉強やとは思っていました。

 

 

商法なんかは苦手やったので、オレンジの演習本を3回やったり、ロープラ2回書いたりしました。

民法の理解の程度も人それぞれやと思うので、やるべきことは違うと思います。

 

この間お会いした受験生の方には

①ロープラ書く→自己添削する、覚える

②過去問解く→他人に添削してもらう

ということをオススメしました。

 

ロープラは、基本を押さえるには良いと思います…!3周もすれば力着くよ!!

そこは皆が書けるはずだから、書けないとあかんし、「全部」書けたらこわいものなし。

 

だと思います笑

 

受かるにはどれくらいの教材を理解すれば良いのか、何を覚えていたらいいのか、そんなことを考えながら勉強計画を組み立てていったら良いと思います!