択一対策
短答対策?択一対策?なんて言えば良いかようわかりませんが、そして以前にも書いた気もしますが、ちょこちょこ聞かれるので、概要から、私のやり方までご説明します。
1 択一、短答とは?
司法試験関係なく読んではる人向けに、軽く説明します。
司法試験では論文科目と、択一があります。
論文は、記述です。選択科目、憲法行政法、民法商法民事訴訟法、刑法刑事訴訟法の8科目あります。
各科目2時間(選択科目のみ3時間)です。
A4の紙に書きなぐります。
2時間という限られた時間で書き続けることを要求されるため、字の綺麗な受験生は「もっと汚くていいからはよ書け」と指導されます。
時間は忘れました。時間不足だったことがないので、意識していませんでした。
多分問題数の多い民法が1時間超えるかどうかくらいやったと思います。
2 どれくらい点数とればいいのか
択一合格者平均が125、合格者平均が135くらいだった気がします。
なので、140くらい取れれば良い感じです。
8割超えを目指します。
大学受験のの、センターと2次みたいなもので、択一で良い点数取っても論文科目よりも比率が低いので、圧縮されます。
そして、足切りがあります。
そして、合計点数の足切りに関しては去年一昨年は114でしたが、今年は難化して108でした。
各科目については、半分くらい…だったような気がします(これもなったことがないので意識してないです
3 択一の勉強方法
私は一年目は、過去問を年度ごとに回していたくらいでした。120とかギリギリの点数で突破したと思います。
なんせやる気がなかった。
2年目は、3月ごろに「やばい!」となってあしべつを買いました。
この勉強の仕方は、何度か書いた気もします。
1日1時間100問〜200問解きます。
デジタル時計置いて、5分でどれだけ解けるか確認します。それで8問なら、1時間100問、10問なら120問、といった感じで目標を設定します。
集中力切れそうになる頃に時計を見て「このペースではあかん」など思って、集中力を保ちます。
間違えた問題、あやふやだった問題は、解説を読み、裏紙にその内容をメモします。覚えたるぞと思いながらね。
たとえば「単独行為 原則条件×、相手を害さない場合○」などです。
目標の問題数を全て解き終わったらその裏紙を読み返します。
そして、正解率の低かった単元は基本書読んだり、条文読んだりします。
また間違えそうだな、ややこしいなという箇所は、表にします。
たとえば、担保物権の対抗要件や、成立要件は表にしました。これは紙に書いたあと、ワードかエクセルで作り、データで保存していました。
そしてお風呂用ファイルに一つと、まとめファイル(直前に見返す用)に一つと2部プリントアウトしていました。
マザーの紙は、机周りに貼ります。
そんな感じで2周したら、本番では149点でした。
三年目は、2年目11.8点足らずで落ちたことから、択一よりも論文に比重を置き、140くらい取れれば良いかと思いながら、また3月くらいからあしべつをしました。
今年は論文の勉強が楽しかったです。
特に会社法なんて、3周目で「やっとわかる!!」となったことから、昨日もあしべつしてない、今日もしてない…ということもままありました。
しかし、演習の間の気分転換であったり、半身浴しながら、あるいは半身浴しながらビール飲みながら…など、楽しんでやれるようにしていました。
苦痛にならないようにしないと続かないと思ったからです。
予定より取れなかったのには驚きましたが、論文で去年よりしっかり取れてる実感があったので、そこはあまり焦りませんでした…
択一のやり方は人それぞれで、ただあしべつを回す人、パーフェクトなんとかを使う人、何もしなくても7割は取れたとか言う人、色々聞きましたが、120→149→135で点数がバタバタした私の経験談でした٩(๑❛ᴗ❛๑)۶