紅椿が好き

司法試験舐めてた私が、司法試験3回目でようやっと合格しました

択一対策

短答対策?択一対策?なんて言えば良いかようわかりませんが、そして以前にも書いた気もしますが、ちょこちょこ聞かれるので、概要から、私のやり方までご説明します。

 

1 択一、短答とは?

司法試験関係なく読んではる人向けに、軽く説明します。

司法試験では論文科目と、択一があります。

論文は、記述です。選択科目、憲法行政法民法商法民事訴訟法、刑法刑事訴訟法の8科目あります。

各科目2時間(選択科目のみ3時間)です。

A4の紙に書きなぐります。

2時間という限られた時間で書き続けることを要求されるため、字の綺麗な受験生は「もっと汚くていいからはよ書け」と指導されます。

 

択一というのは、マーク式で憲法民法刑法の3科目があります。

時間は忘れました。時間不足だったことがないので、意識していませんでした。

多分問題数の多い民法が1時間超えるかどうかくらいやったと思います。

 

2  どれくらい点数とればいいのか

民法が75点満点、憲法刑法は50点満点で、計175点です。

択一合格者平均が125、合格者平均が135くらいだった気がします。

なので、140くらい取れれば良い感じです。

8割超えを目指します。

 

大学受験のの、センターと2次みたいなもので、択一で良い点数取っても論文科目よりも比率が低いので、圧縮されます。

そして、足切りがあります。

 

そして、合計点数の足切りに関しては去年一昨年は114でしたが、今年は難化して108でした。

各科目については、半分くらい…だったような気がします(これもなったことがないので意識してないです

 

3  択一の勉強方法

私は一年目は、過去問を年度ごとに回していたくらいでした。120とかギリギリの点数で突破したと思います。

なんせやる気がなかった。

 

2年目は、3月ごろに「やばい!」となってあしべつを買いました。

この勉強の仕方は、何度か書いた気もします。

 

1日1時間100問〜200問解きます。

デジタル時計置いて、5分でどれだけ解けるか確認します。それで8問なら、1時間100問、10問なら120問、といった感じで目標を設定します。

集中力切れそうになる頃に時計を見て「このペースではあかん」など思って、集中力を保ちます。

間違えた問題、あやふやだった問題は、解説を読み、裏紙にその内容をメモします。覚えたるぞと思いながらね。

たとえば「単独行為 原則条件×、相手を害さない場合○」などです。

 

目標の問題数を全て解き終わったらその裏紙を読み返します。

 

そして、正解率の低かった単元は基本書読んだり、条文読んだりします。

 

また間違えそうだな、ややこしいなという箇所は、表にします。

たとえば、担保物権対抗要件や、成立要件は表にしました。これは紙に書いたあと、ワードかエクセルで作り、データで保存していました。

そしてお風呂用ファイルに一つと、まとめファイル(直前に見返す用)に一つと2部プリントアウトしていました。

マザーの紙は、机周りに貼ります。

 

そんな感じで2周したら、本番では149点でした。

 

三年目は、2年目11.8点足らずで落ちたことから、択一よりも論文に比重を置き、140くらい取れれば良いかと思いながら、また3月くらいからあしべつをしました。

 

今年は論文の勉強が楽しかったです。

特に会社法なんて、3周目で「やっとわかる!!」となったことから、昨日もあしべつしてない、今日もしてない…ということもままありました。

しかし、演習の間の気分転換であったり、半身浴しながら、あるいは半身浴しながらビール飲みながら…など、楽しんでやれるようにしていました。

苦痛にならないようにしないと続かないと思ったからです。

 

予定より取れなかったのには驚きましたが、論文で去年よりしっかり取れてる実感があったので、そこはあまり焦りませんでした…

 

 

 

択一のやり方は人それぞれで、ただあしべつを回す人、パーフェクトなんとかを使う人、何もしなくても7割は取れたとか言う人、色々聞きましたが、120→149→135で点数がバタバタした私の経験談でした٩(๑❛ᴗ❛๑)۶