正確な知識とは?
https://twitter.com/nodahayato/status/934341495334637568
こんな話題が出ていました。
民法は範囲も広く、体系的な理解が必要で「民法の基礎がなってない、ならどうしたらいいんや!!!」と思う分野でもあります。
刑訴の伝聞がわからない、とかなら絶望感はないんですよ。今は理解できてなくても、そこさえ理解すれば書けるから。
でも「民法の基本的知識がない」と言われたら!!言われたら、つらい!!!
何からしたらええんや、どこからしたらええんや!!!ってなる!!!
そんなわけで、、私も大してアレなのですが、私の民法の勉強法を思い出しながら書こうと思います。
①基本的に演習はせず、通読していた
基本書読むのが好きで「民法の基礎」は4回くらいは通読したかと思います。ローの時も合わせたら7回くらいになるんかな。
あとは、類型別、新問研、大島本(1冊のやつ)をぐるぐる回していました。
あと30講にも手を出しました。が目新しいことはなかったので、まあそんなやったかなあという感じです。
受験生皆が書けるものは書けるようにしよう、という意識でした。
②要件事実は意識していた
だけど、例えば表見法理ではなぜ、94条2項と110条で要件事実が変わるのか、110と109で違うのか…ということを理解してようにしていました。
不当利得での「損失」概念、不法行為での「損害」論は意識して、事実を摘示するようにしていました。
③過去問は解いた
問題文の事実を余すことなく使うのが目標でした
④百選も読んだ
これは回しました。前にも書いたようなやりかたで。
⑤ロープラ
直前に目次を見て「書き方わからんかも」ものを書いてみる
→解説を読む
→赤ペンで自己添削
を3冊ともしたのかな?
でも、案外少なくて楽な作業でした。
私は特に民法は頑張っていなくて(去年Bやったから)参考にならないのかもしれませんが、こんなもんです。
ただ、全科目に共通してですが「あ、この事案の規範わからん!!」ってなったときは、条文の趣旨書いて、あてはめに使いやすそうな規範でっちあげて、三段論法は崩れないようにする、という訓練をしている意識はありました。
そのためには、条文の趣旨は理解して、覚えておくのは最低限の勉強やとは思っていました。
商法なんかは苦手やったので、オレンジの演習本を3回やったり、ロープラ2回書いたりしました。
民法の理解の程度も人それぞれやと思うので、やるべきことは違うと思います。
この間お会いした受験生の方には
①ロープラ書く→自己添削する、覚える
②過去問解く→他人に添削してもらう
ということをオススメしました。
ロープラは、基本を押さえるには良いと思います…!3周もすれば力着くよ!!
そこは皆が書けるはずだから、書けないとあかんし、「全部」書けたらこわいものなし。
だと思います笑
受かるにはどれくらいの教材を理解すれば良いのか、何を覚えていたらいいのか、そんなことを考えながら勉強計画を組み立てていったら良いと思います!