「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。」
[https://twitter.com/nyamu624/status/1168886862464913410:embed#司法試験浪人時代にツイッターで見てそうかあと思ったのは「何であいつが司法試験受かったんだということはあっても、逆はない。落ちる人は落ちるべくして落ちてる。」という趣旨のツイート。読んでいる本に「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。」という言葉が出てきて思い出した。
ちなみに読んでいる本は「世界のエリートはなぜ「美意識を鍛えるのか?」という山口周さんの本です。
本屋さんで見かけて「えっ世界のエリートは美意識鍛えてるん?」と思い手に取ってしまいました。
以前、全く別の新書(服の流行と消費に関するものだったと思います)を読んでいて、
現代のファッションの価値は自己実現に変わったというような内容があって(全てあやふや)
なぜだろうと思っていたのですが、それに対する回答が含まれているなあと思いながらちびちび読んでおります。
冒頭のツイートをしたら、野村語録かというコメントを頂いたのですが、
私は野村元監督がどこの元監督かも存じ上げないほどに野球界隈の知識がございません。
でも、私が数年前に見たツイートの主は、野村監督の言葉を受けてそのようなツイートをされたかもしれませんね。
私は3度目の司法試験で合格しましたが
1度目はぎりぎり択一に通ったくらい
2度目は1800番代
3番目は260番くらいの成績でした。
2度目の試験を受ける直前、伊藤たける先生に答案を見てもらった際、
「受かるかもしれない、受からないかもしれない、ボーダーの上にいる。
司法試験は、ヤマや、体調次第で500番くらいは前後する試験。
わかんないね。」
というようなことを言われました。
成績見て「ほんまやな-さすがたける先生」と感心しました。
冒頭の元ネタのツイートを見た時期も覚えていないのですが
「落ちるべくした落ちたなあ…受かるべくして受からんとなあ」と思った記憶です。
71期では、合格者人数が1200人くらいになると思っていたので
ボーダー上の±500人ではなく、700番以下になるための勉強をしなければいけないと思い、心を入れ替えて勉強しました。笑
合格発表待ちのこの時期の受験生としては
「受かるんやったらたまたまでもいいわ!」と思っておられると思います。
ぎりぎりで受かるとしんどいと思います。
起案の成績も、ぎりぎりで受かった人は余裕がないなあと思いました。
でも何て言っても受かったら楽しいです。
10月26日に大阪の某所で開催される73期向けセミナーでは、パネリストの一人として
修習生活がどのようなものかについて喋らせていただくことになっています。
修習生活の楽しみ方もですが、ぎりぎりで合格した方は勉強頑張ってくださいという話しをせざるを得ないと思います。
発表待ちの方はそわそわしていると思います。
受かっていても落ちていてもやるしかない試験なので、一緒に頑張りましょう。